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超合金宇宙版

 大人の超合金シリーズ 宇宙版です。去年は映画が三本も公開されるなど、国民的な人気者になった探査機はやぶさ。プラモデルは青島から出ていましたが、超合金でも出ているんですね。確かに、探査機のキラキラ感は金属でないとなかなか難しいので、超合金製はいいかも。

アキバ超合金はやぶさ00


ホワイトバランスとアングルを変えて。 格好よくなったと思います。太陽の光を浴びている探査機のカラーはこんな感じかと思います(残念ながら、探査機のカラーって見えないんですよ。探査機に積んでいるカメラも恒星を追ったり、惑星等の表面をとらえる測距用なので、自分を映せないんです。)。
アキバ超合金はやぶさアップ


宇宙シリーズとして、サターン5型もありました。これって、本物の横たわっている姿はアメリカ・フロリダのケープ・ケネディにありますが、高層マンション1棟分くらいの高さ(約110m)あるんですよ。日本のH-2Aは50m程度ですけど、相当高いのですが、倍以上です。
アキバ超合金サターンロケット

でも、宇宙ものが超合金シリーズになるなんて、10年前は信じられないですね。フギィア化を何とか考えてくれないかと頼みにいっても、門前払いだったのに。


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[ 2012/10/11 12:25 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

東映 はやぶさ~遥かなる帰還~

 宣伝させてください。

 私も昔関係した 小惑星探査機、本当は工学試験機なのですけど、「はやぶさ」映画の第二弾として、渡邊謙さんを主演として、いわゆる実力派俳優ばかりで、機械の物語ではなく、人の物語として、熱く、冷静に、根性むき出しに、探査機の運用にあたった人たちの様子を描いた 「はやぶさ ~遥かなる帰還~」が2月11日から全国公開されている。

 関係者試写会で見させていただいたが、宇宙おたくだけが喜ぶような映画ではなく、まさに人間模様が見ごたえの一級映画になっていました。また、バックが辻井さん作の音楽で、音楽だけ聞きに言っても良いくらいのすごいものでした。映画の作風ともあっていて、普段の辻井さんの優しいメロディとは違いますが、素晴らしい出来栄えです。
 宇宙おたく、というか相模原フリークが喜ぶ、細かい点での”アレッ”という場面もあり、あの食堂のカレーもそのまま?、というような場面もあります。おっと、これ以上は、映画を見ていただきたいと思います。

はやぶさ東映ポスター
 東映さんのポスター

 映画とタイアップで、文科省が全国の学校にポスター配布をしています。そのポスターの右側がそうですね。

はやぶさ文科省ポスター

 この映画は、見ていただくとわかりますが、鹿児島内之浦から打ちあがるところからはじまります。打ち上げ前の様子をまとめた秀逸な東映さんの動画ありますので、これをご覧いただいてから見に行っていただくと、より一層深く映画を観賞いただけると思います。

はやぶさ episode.ZERO


 さらに、学研パブリッシングと東映さんのタイアップで、関係者の生のアンケートをまとめた「はやぶさ力」という本が出版されていますので、これも読んでからいくと、あ、あの時のことが映画のここなんだ、と思う場面がきっとあります。

はやぶさ力

 こんなフェースブックもあります。

はやぶさフェースブック


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[ 2012/02/16 13:54 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

東映のはやぶさ映画 遥かなる帰還 のプロモーションビデオ

 東映のはやぶさ映画は来年2月公開だそうです。昔、関係していたこともあり、某所からの協力要請で出演してしまいました。全部ばればれなので、このブログでの公開は、う~んと考え込んでしまいましたが、映画の興行の成功を祈り、「エイヤ」と清水の舞台を飛び降りる覚悟でアップします。本物はyoutubeにありますので、綺麗な画面はそちらで・・。

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[ 2011/12/14 13:49 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

HTVの活用

宇宙開発 HTVの活用

 HTV(HⅡ輸送機)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した国際宇宙ステーション補給物資輸送機ですが、何となくそれだけで使うだけではもったいないような気がします。
 新しい使い方の展開としてよく出てくるのが、有人輸送機の話ですが、私は違う話をしたいと思います。
 細かい技術検証はしていませんので、あくまでも妄想と思ってください。

一つ目は、二段ロケットであるHⅡ系ロケットの三段目としての活用です。惑星探査機の打ち上げ用ロケットとしては、二段ロケットであるHⅡ系ロケットは最適であるとは思えません。宇宙開発に携わっている人であれば、皆さん正直そう思っているのではないでしょうか。太陽系空間軌道や惑星間軌道への脱出をしやすくする、すなわち、比推力が重要となる宇宙空間での加速に三段目を持つことが有利になる、ということを前に聞いたことがあります。
二つ目は、地球近傍軌道(赤道・極の周回軌道、静止軌道はきついかな?)衛星の姿勢制御・軌道変更エンジン用の燃料補給機、HTVは与圧部と非与圧部を持っていますので、機械的で、かつ、簡便な燃料注入機構ができるのではないかと思います。衛星の姿勢の崩れも、電池部分も関係するのでしょうが、燃料さえ補給できれば相当改善でき、太陽爆発や放射線の影響を避けつつ、長期間運用に道が開ける、あるいは、再生への道も開けるかも知れません。
 三つ目は、上と似たり寄ったりかも知れませんが、同様な軌道に存在する衛星の部品交換を行うメンテナンス・バージョンアップ機、シャトルがハッブルの部品交換を行った例がありますが、そのようなイメージです。これは、衛星の機能のモジュール化にも大きく影響しますので、衛星設計の大転換になりますし、特に、シリーズものの観測系の衛星には上記の燃料補給と併せてコスト軽減にも役立つのではないでしょうか。
 四つ目は、惑星探査機のバスモジュールへの転用です。惑星探査の航行を楽にするのもバス部分の大きな機能ですし、燃料をとことん積めるキャパシティを持つHTV転用モジュールの有用性は大きいのではないでしょうか。惑星探査機のモジュールですから、設計も大胆にスラスターはモジュール上部から外側に突き出して噴くシステムにし、燃料消化で空になった部分は切り離していくという構成もあってもいいのではと思います。

 妄想ですから、自由自在です。面白いでしょう。こういう妄想をしながら、HTVの将来を考えるのもよろしいのでは。有人ばかりにこだわらなくても。
[ 2011/08/22 20:56 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

日本版GPS衛星の整備方針の報道を見て

 政府が日本版GPS衛星(準天頂)を実用的に整備する方針、との報道があった。震災後の対応を見る限りでは、GPS補完衛星よりは、通信のための準天頂衛星でしょう、という気がしないでもないが、4機体制という報道があったが、4機で事足りるというのは研究開発段階であり、実用版では定期的な代替と不定期の緊急代替という2つの事柄を考えて、資金プロファイルの決定、代替衛星の整備、打ち上げ手段の複数確保、といったことを準備していく必要があると思うが、報道にもかかわらず、その当たりの論評は全くなかった、のは残念だったが、日本の大手報道の限界、多くの記者が通信記者に過ぎない実態を思うと、しょうがないかと納得した。

 論評という観点から考えると、
1)現在、軌道上にある研究開発衛星の「みちびき」と同じような大型衛星で実用版のシステムは構築・運営が可能と本当に思っているのか、コスト、製作期間、打ち上げ手段、どれをとっても、実用版のシステムとしては現実性がない、
2)現在の「みちびき」システムであると、サービスの受益側が新たなコストを大幅に必要とするシステム(受信機、アンテナ)になっている。大きなコンシューマである自動車等のモバイル型のシステムに組み込めない、組み込む発想があるとはとても思えない、
3)これらをどうクリアし、実用版のシステムとして構築・運営するのか、方法論を明確にすべき、
といった論調で書くべきでしょう。

 測位衛星は基本は正確な原子時計と送信機がコアシステムであり、その特性を考え、日本の宇宙村で考えがちの、「なるべく壊れにくい」「大型で何年も燃料をもたせる」という発想ではなく、「壊れていい」「代替を常に用意しているので燃料は一定程度で十分」という発想にし、カタログ化もされつつある小型バス(製作期間も短期間ですむ)の利用、大量生産によるコストダウン、技術の枯れ具合の進展、打ち上げ手段の複数確保、運用のしやすさ(すぐに代替可能)の担保、といったシステムとしてのプログラム管理が必要だと少なくとも私は思います。
[ 2011/06/25 08:11 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

贋物の共同利用組織はいらん。

まがい物の共同利用組織はいらん。

 世界に類のない国、公、私立の区別なく大学が、大学人が自らの意思で参加し、運営に責任を持ち、共同で利用し、共同で研究を行い、それを世話する者は無私の気持ちで一心不乱にことにあたる、邪念の入る隙間のない組織が、学術研究を連綿と推進してきた研究者と行政官の先達が苦労に苦労を重ね、協働で作った制度である「大学共同利用機関」だと、私は先達から繰り返し教授され、その意識の徹底を図るよう薫陶を受けました。
 この制度の根幹を構成するのが、
1)大学、大学人が主体的に参加(当然、本体業務である活動として)しうる制度、体制が整備されていること。
2)大学、大学人が原則無償で利用しうる(消耗品等の個々の直接的な物件費は除く)施設・設備が整備され、開かれた運用・運営がなされていること。
3)共同で行う組織的な研究活動、プロジェクトが大学、大学人にとって公明正大な運営によってなされていること(法人化以降は当然組織的な関係を持つことは自明のこと)。
4)当該組織を構成する者が大学共同利用機関の正当な制度を正確に理解し、誠実に運営にあたっていること。
といった4点です。
 この一つでも欠ければ、あるいは、当該組織を構成する者にのみ受益があるような制度運営を意図するようであれば、それは、「まがい物」です。そんな組織は、「大学共同利用機関」とは到底認められないし、名乗るべきではないと思います。
 大学共同利用機関の正当な制度は、その組織を構成する者にとって苦しいものですし、負担の重いものであることは否めません。しかし、その負担等にまけず、信念を貫き、一心不乱に努力する者は国民の付託を存分に果たしている崇高な奉仕者(憲法に定める公務員の役目)です。私はそうであると信じ、これまで、そういった職務を行う人々を尊敬もし、信用し支援をし、支持してきたものです。
 そうでない者がもし支配する組織が「大学共同利用機関」を勝手に名乗ろうとするならば、先頭に立って敵対していきたいと思います。

 と、少し興奮しすぎですね。

 少し、気分をいやすために、猫のまったりとした写真でも載せますか。
猫04
[ 2011/06/14 20:42 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

模型店で見つけた国際宇宙ステーション

 息子が戦車のプラモデルを買いたいというので、一緒に横浜トレッサにある田宮模型のプラモデルの専門店に行ってきました。息子が買っている間、そのショーウィンドウをのぞいていると、何か、大きなものがガラス越しに見えます。

 よく見たら、国際宇宙ステーションです。ステーションからは宇宙飛行士がEVAしているのが見えます。真ん中あたりにちいさく見えるはずです。

 下には、HTVの模型も飾ってありました。宇宙関係の模型もはやぶさ以降、日本の模型店にもディスプレイされるようになったのですね。


ステーション01

レーベルのカタログにありましたので、おそらくこれでしょう。
ステーション
[ 2011/06/05 19:50 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

Fight Sakemotto & Icemotto

私には、宇宙開発において友人、あるいは戦友と言ってもいい、二人の人がいる。一人がイケメンの焼酎大好き、Sakemottoさん、二人目がビッグマンのアイス大好き Icemottoさんです。

 一人目のSakemottoさんとの出会いは、十年ほど前、某天文台が南米アンデス山中に国際分担でサブミリ波という新しい波長の電波望遠鏡を作るので金を出せ、参加を約束しろと脅し(言い過ぎですね。)ではなく、強く要望してきた時のグループの中にいたのだそうです。そういえば、ひげのおじさんの後ろにイケメンがいたような気がしました。身近になったのは、宇宙にSakemottoさんがトライ、しかも別の領域で、して、その職務ででした。一緒に漁業交渉にいきましたが、焼酎大好きでどんどん飲んで、自分のことをSakemottoと紹介していました。おもしろいので、漁業交渉、内之浦と行くたびに飲みましたが、とうとう痛風クラブの仲間入りをさせてしまいました。何故かというと、当時の私の飲むピッチが尋常ではなく、それにつきあわせてしまっために一気にルビコンを渡ってしまい、帰りの飛行機、羽田ではとうとう車いすでの移動になってしまったそうです。でも、彼も痛風クラブの一員になって、交渉サークルの本当の仲間になったところですので、勲章みたいなものです。その後も変わりなく焼酎を500ml入るシリンダーカップのようなもので飲んでいるから大丈夫なのでしょう。

 二人目はのIcemottoさんとの出会いは、北海道に気球の基地を作るために、地元の町長さんとのネットワーク作り等の根回しからです。この町長さんとは前に帯広の大学にいたときに何度も飲んだり意見交換をしたりしていたので、懐に思い切り飛び込んで信頼を勝ち取る先兵を私がやったことで身近な存在になり、ベース作りや開所式など本音ベースで話をしながらやる中になりました。その間には、電話で真剣に口論をしたこともあります。確か、外国での実験の時でしたですかね。今はそれだけではなく、よくよく聞いてみると私の若い時にいた、N大先生やK大先生に薫陶を受けた筑波の某KEKの出身だとわかり、おお、戦友、共同利用の本家の同士、とすごく親近感が相互にわき、この本家の意識を導入すべく、この3月まで両者孤軍奮闘をしてきました。同じベースの議論ができますので、議論していて楽しいのです。あ、そうそう、何故、Icemottoというかと言うと、食事をすると必ずIceを食べるというのを誰も聞かせてくれるので、ここではそう言うのです。今も、もしかしたら、北海道でIcemottoと言っているかも知れません。

 今は、違う職場になってしまいましたが、応援したいと思っています。

Fight! Fight! Sakemotto & Icemotto

[ 2011/06/03 21:45 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

大きな気球、使われて何ぼ、という意識

 宇宙開発では、ロケットや衛星といった言葉は頻繁に出てきますが、気球というのは普通の方は、何それ?熱気球??というのが感覚でしょうね。

 気球は、高度で言えば地上数メートルから30~60kmといった空間までをカバーできます。熱気球は気球内の空気を暖めることで比重を外気より減少させることで浮力を得るものですが、ここでいう気球はヘリウムガスによるガス密封型気球で、空気より比重の小さいガスをつめこむことで自律的に浮力を得る気球です。
 高度35kmくらいまで上がると、地上気圧がおおよそ1000hpaなのに対して、約0.7hpaですから、地上での体積と比較すると級数的に増加します。JAXAで行われている、このような気球の放球を見学するとわかりますが、ルーペ付き定規のような形で地上からは上がっていきます。ですが、上空では楕円球というのでしょうか、カボチャのような球体、パンパンな状態になりますので、気圧差による断熱膨張等の実際をまざまざと搭載映像で見ることができます。
(もっと正確なことはJAXAの大気球実験室に聞いてください。)

 高度35kmまで上がると、半球程度は十分見渡せるのではないでしょうか、上空はおそらく散乱光も少ないので真っ暗なのではないでしょうか。宇宙服と同じような構造のものを身にまといながらならば、空中散歩も可能ではないでしょうか。とはいえ、対流圏では偏西風、成層圏では偏東風の強い風に流されますから、結構ゆったりというものではないかもしれません。

 それはさておき、この気球は大学の研究者がいろいろな実験・観測に、比較的小さなコストで利用できる手段ですので、宇宙を観測したり、上空の空気をサンプル的に取って成分を解析したり、上空まで気球であげて降下、飛翔させて試験したりと様々に使っています。

 最初の頃は、一からでしたので、一つ一つのものに合わせて作っていたようですが、今は、相当カタログ的に気球を用意できるようになっています。主に、つりさげる機器の重量が基準になるようですが、飛行形態でも変えているようです。こういう状態になると、もはや、使われて何ぼ、の世界に突入、まさに、「共同利用」の概念に沿った運営が不可欠になります。共同利用は使われて何ぼの世界です。運営の基本がこの「使われて何ぼ」で徹底されることが重要です。
 そういう意味では、身近で見ていた私の目から見ても、この気球の「使われて何ぼ精神」での運営は徹底されていると思いました。

 衛星やロケットは、「作る」ということが第一義ということもあり、どちらかと言うと「使って何ぼ」という世界に陥りがちであるように思えます。「作る」ことを一緒にやる、ということは大事ですし、これは「共同作業」や「共同研究」なのですが、でも、これだけでは、「共同利用」にはなりえません。

 「作る」ということと同時に、「使われて何ぼ」ということを基本において運営を徹底して行っていけば、「共同作業」、「共同研究」の組織という意識や周りの客観的な評価から抜け出し、「共同利用」の組織や仕組みに自然になっていくのではないかと思います。「使われて何ぼ」というものの対象は広いです。軋轢やじれったさも当然あります。でも、そういうオープン性は強く、たくましく、好かれる、ということにつながっていくと思います。

 と、話は堅い方向になってしまいましたが、気球は夏の間(何故かというと、地球の自転が傾いていることで吹く偏東風が中秋・冬・晩春の間はないためです。)、北海道十勝地方の大樹町という町で放球(朝は午前4時頃とかですから起きるのがつらいかも)していますので、実際、見学にいってください。結構、迫力ありますよ。ロケットのように数秒で見えなくなってしまうのと違い、しばらくは見えますので。




放球システム
気球


[ 2011/05/23 22:41 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

宇宙開発も発想の転換が必要かもしれない

 内閣府の宇宙開発戦略本部の宇宙開発専門調査会のページを見ていたら、直近の会合で小宮山先生が意見を提出されていたが、その中で、今回の原発事故・被災に関連して、原子力の科学者・技術者が外に対して閉じていた、「原子力村」というのでしょうね。そのことの反省がある、宇宙開発もいわゆる「宇宙村」の傾向がある、もっとオープンにすべき、というような意見を出していた。
 私も長年携わり、同様な印象を受けていた。確かに、宇宙は独特な環境、地上では真空・微少重力以外はなかなか再現できない環境を有しているので、特有な技術になりがちなのと、他の分野の研究や研究開発と違い、明らかに目に見える、コストが級数的に高い、という点で信頼性を最優先し、最先端のものを取り入れるのに慎重、臆病になりがち、なのは理解できるが、そういう意味で、萎縮しがちのところがあり、「閉じこもり」的であると感じました。なかには、「はやぶさ」や「イカロス」といったオープンマインド、飛び出し、やんちゃ、もあることはありますが、全体のマインドとはなっていません。

 また、民間での利用になかなか直接結びつかない、という政治・国際関係といった事情に振り回された経緯を持っていることもあり、民間のダイナミックな活動での多分野・多様性への広がりが難しく、多くの研究者・技術者・学生が飛び込むモチベーションや目的意識を持てない現状もあることも、「宇宙村」形成の一因子だとも思います。

 これらの打破には、現在の研究開発と開発利用のマネジメントを一緒くたにした枠組みから発想の転換、思い切ってマネジメントを分けてしまう、当然、宇宙基本計画をおおまかな基本方針へと転換し、その下で、二つの実施計画すなわちマネジメント計画を策定し、その下で連携はしつつも、良い緊張関係をもって行う、というスタイルです。マネジメント計画が違うとすれば、衛星の形態、組織も当然別物になるでしょう。研究開発のマネジメントはとにかく最先端、失敗しながら最先端を作っていく、開発利用側が示す将来利用に負けない、その一歩先を行くような技術を開発する、ということで衛星は全て小型で数多く打ち上げる、コストは数十億から100億未満、ということでしょうか。

 これくらいの発想の転換はいるかもしれません。
[ 2011/05/20 08:47 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)