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日本版GPS衛星の整備方針の報道を見て

 政府が日本版GPS衛星(準天頂)を実用的に整備する方針、との報道があった。震災後の対応を見る限りでは、GPS補完衛星よりは、通信のための準天頂衛星でしょう、という気がしないでもないが、4機体制という報道があったが、4機で事足りるというのは研究開発段階であり、実用版では定期的な代替と不定期の緊急代替という2つの事柄を考えて、資金プロファイルの決定、代替衛星の整備、打ち上げ手段の複数確保、といったことを準備していく必要があると思うが、報道にもかかわらず、その当たりの論評は全くなかった、のは残念だったが、日本の大手報道の限界、多くの記者が通信記者に過ぎない実態を思うと、しょうがないかと納得した。

 論評という観点から考えると、
1)現在、軌道上にある研究開発衛星の「みちびき」と同じような大型衛星で実用版のシステムは構築・運営が可能と本当に思っているのか、コスト、製作期間、打ち上げ手段、どれをとっても、実用版のシステムとしては現実性がない、
2)現在の「みちびき」システムであると、サービスの受益側が新たなコストを大幅に必要とするシステム(受信機、アンテナ)になっている。大きなコンシューマである自動車等のモバイル型のシステムに組み込めない、組み込む発想があるとはとても思えない、
3)これらをどうクリアし、実用版のシステムとして構築・運営するのか、方法論を明確にすべき、
といった論調で書くべきでしょう。

 測位衛星は基本は正確な原子時計と送信機がコアシステムであり、その特性を考え、日本の宇宙村で考えがちの、「なるべく壊れにくい」「大型で何年も燃料をもたせる」という発想ではなく、「壊れていい」「代替を常に用意しているので燃料は一定程度で十分」という発想にし、カタログ化もされつつある小型バス(製作期間も短期間ですむ)の利用、大量生産によるコストダウン、技術の枯れ具合の進展、打ち上げ手段の複数確保、運用のしやすさ(すぐに代替可能)の担保、といったシステムとしてのプログラム管理が必要だと少なくとも私は思います。
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[ 2011/06/25 08:11 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

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