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震災復興その2

震災復興その2

 前回は農業に関してでしたので、今回は漁業地域の街づくりについての提案です。

 津波は地球という想像を絶する大きさの動きである地震によってもたらされる副次的な事象ですので、本当の意味でのマクロの地震発生のメカニズムがわからない現代では規模の上限の予測は無理だと思います。気象のような毎日事象が観測でき、世界的な規模でデータ収集・分析ができる分野では、上限の予測はほぼ可能になっていると思いますが、いかんせん地震については、気象と比べると事象自体が少なく経験則的な一般式が成立しないというのが現状だと思います。また、プレート破壊の現場の直接観測が可能となっていないため、気象のようなカルマンフィルター(誤差補正方式といえば良いでしょうか?)で予測値を実測値で補正しながらモデルの精度を高めることができないということも大きいと思います。当然、地震の副次的な事象である津波も連動するものと思うべきだと考えます。

 今回大きな被害を受けた漁業地域の街づくり・復興については、このことを十分に認識して行うことが必要だと思います。つまり、人工的なインフラで防御するということを前提にした街づくりは将来の再度の被災を防御できないことを理解するということだと思います。

 私は、人工的なインフラも当然被害を軽減する上では極めて重要でその価値は無視すべきではないと思いますが、全部を頼った街づくりにしない、という点に重点を置くべきかと思います。

 壊滅的な被害を受けた漁業の町は、良港の持つ地形上の特徴と漁業活動の便利さによる海岸地域での発達という経緯で作られた街なので、今回のような津波では大きな被害を受けてしまうという構造的な課題があります。
 理想的にいえば、高台、例えば、海抜30mとか40mの地域に街をつくり、海岸地区の漁業活動域に通勤するという街の形態が良いのかとは思いますが、漁業活動にかかる労力と便利さと経済コストのバランスを考えないと将来的な持続性に陰りがでてしまうと思います。
 
 私は、こういう提案をしたいと思います。先ず、住居、商業機能、行政機能及び文化機能(神社やお寺やお墓といったものも含めて)といった街の根幹のコミュニティと交通・通信の基盤施設は全て高台に全面移転し、新たに構築する。これも行きたいと思う人だけではなく、全員がコミュニティ形成者として前の街の街区に近い形でそろって移ることが大事です。そうすることで、街としての伝統、共同体意識や意思疎通も前のまま違和感なく住み続け、営むことができると思います。

 問題は残った跡地ですが、公園や公共施設にといったものも良いとは思いますが、元々の所有者にとっては、手放すか、放棄ということで持続的な資産として築いてきたものがなくなってしまいます。そうではなく、今後も持続的に資産としてはもっていただく方向が良いと思います。

 そのための具体案ですが、これまでと同様に個人が管理するということは、利用の自由性という観点では規制や交渉の逐次・随時の必要性といった問題もあり、余り得策でなく、負担も大きいと思いますので、所有者で事業組合的なものを形成し、その組合が一括で事業場として管理するという形態が良いと思います。そういう組合ができれば、金融機関も信託にしたり、投資したりというのがしやすいと思います。金融機関の支援を受けることで、事業の安定的継続にも大きな支援になります。国や地方公共団体としても補助等の支援もしやすくなると思います。

 事業場としては、漁業の町なので大規模な養殖場として運営するということも良いのではないかと思います。そうすることで、漁業従事者の活動も出港できない日や赤潮などの被害で沿岸漁業ができない時の経済的な安定にもつながる話だと思います。一次の市場は海岸べりにあったほうが漁船からの水揚げとの連動性から良いでしょうが、二次的な市場(冷蔵・冷凍システムによる)や倉庫・加工工場は高台に作り、養殖場の高級魚で大規模な水槽がいらないものも高台の街近郊に作り、仮に下の養殖場に被害があった場合にも生活支援になるような保険をかけることも良いと思います。また、風景の良いところは一部は景勝地としての公園や若者が集まれる人工的な遊泳地にしても良いかと思います。

 高台の居住区からはどうしても車での移動になると思われますが、今回もそうだったのですが、車での移動はほぼ無理だし、流出の被害にあうことは経済的にダメージを負うことが予想されますが、これは高層の駐車ビルを建設することで対応ができるのではないかと思います。
 
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[ 2011/04/28 22:33 ] 大震災復興と原発事故 | TB(0) | CM(0)

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