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宇宙開発も発想の転換が必要かもしれない

 内閣府の宇宙開発戦略本部の宇宙開発専門調査会のページを見ていたら、直近の会合で小宮山先生が意見を提出されていたが、その中で、今回の原発事故・被災に関連して、原子力の科学者・技術者が外に対して閉じていた、「原子力村」というのでしょうね。そのことの反省がある、宇宙開発もいわゆる「宇宙村」の傾向がある、もっとオープンにすべき、というような意見を出していた。
 私も長年携わり、同様な印象を受けていた。確かに、宇宙は独特な環境、地上では真空・微少重力以外はなかなか再現できない環境を有しているので、特有な技術になりがちなのと、他の分野の研究や研究開発と違い、明らかに目に見える、コストが級数的に高い、という点で信頼性を最優先し、最先端のものを取り入れるのに慎重、臆病になりがち、なのは理解できるが、そういう意味で、萎縮しがちのところがあり、「閉じこもり」的であると感じました。なかには、「はやぶさ」や「イカロス」といったオープンマインド、飛び出し、やんちゃ、もあることはありますが、全体のマインドとはなっていません。

 また、民間での利用になかなか直接結びつかない、という政治・国際関係といった事情に振り回された経緯を持っていることもあり、民間のダイナミックな活動での多分野・多様性への広がりが難しく、多くの研究者・技術者・学生が飛び込むモチベーションや目的意識を持てない現状もあることも、「宇宙村」形成の一因子だとも思います。

 これらの打破には、現在の研究開発と開発利用のマネジメントを一緒くたにした枠組みから発想の転換、思い切ってマネジメントを分けてしまう、当然、宇宙基本計画をおおまかな基本方針へと転換し、その下で、二つの実施計画すなわちマネジメント計画を策定し、その下で連携はしつつも、良い緊張関係をもって行う、というスタイルです。マネジメント計画が違うとすれば、衛星の形態、組織も当然別物になるでしょう。研究開発のマネジメントはとにかく最先端、失敗しながら最先端を作っていく、開発利用側が示す将来利用に負けない、その一歩先を行くような技術を開発する、ということで衛星は全て小型で数多く打ち上げる、コストは数十億から100億未満、ということでしょうか。

 これくらいの発想の転換はいるかもしれません。
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[ 2011/05/20 08:47 ] 宇宙開発 | TB(0) | CM(0)

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